人づくり歩行ラリー研修とは

「人づくり歩行ラリー研修」は、一人ひとりが自らの業務や職場の課題を仲間と共に愉しみながらとことん「See, Think, Plan, Do(観察、洞察、仮説、実証)」して解決していく人財(創造型の変革人間)作りと、 さらにこうした人財で構成される管理不要の自立・自律集団(プロフェッショナル型組織)作りを、研究会活動を通じて進めています。

チームワークたびだちの
「人づくり 歩行ラリー研修」

チームワークたびだちの人づくり歩行ラリー研修は2つのパートで構成されています。

パート1歩行ラリー

1組2名でペアを組み、スタート地点で渡されるコマ地図(曲がり角の地点を示したコマ切れの部分地図)をたよりに、1時間程度の行程を各チェックポイント(CP)を順番に通りながらゴールを目指して歩く野外活動です。

目標物区間ごとに設けられた指示速度どおりに歩いた場合の正解時間と実際にかかった時間との差を減点方式で採点し、結果を参加ペアで競います。見慣れないコマ地図を使っての歩行ですから道を間違えることもしばしばで、道に迷って大幅に減点されることもあります。数組のペアでチームを組み、チームでも競い合います。

スケジュールの一例

1日目(正午~午後9時頃まで)

  • オリエンテーション
  • ラリー研究と作戦立案
  • 1回目ラリー実施
  • 成績発表
  • 問題点の洗い出し
  • 事実の再現
  • 懇親会

2日目(朝8時30分~午後5時30分終了)

  • 現地調査と分かったことの整理
  • 作戦立案
  • 2回目ラリー実施
  • 成績発表
  • ラリー体験まとめ

パート2フォロー研修

フォロー研修のねらい

歩行ラリーを通して原体験した「3つの力」を、個人の仕事にあるいは職場全体、会社全体の仕事に積極的に活用することを促し、業績向上と共に自己成長を図ります。

フォロー研修の進め方

4~6名のメンバーでおよそ4ヶ月に亘る研究会活動を行います。
研究会で取り扱うテーマは、参加者各自が仕事や職場の中で、なんとか解決したいと思っている問題や課題です。 借り物でなく実際の問題や課題です。解決したい活動テーマにたいして、歩行ラリー的な仕事の仕方である「3つの力」を繰り返し使っていきます。研究会は、 矢田講師の助言・示唆や他社のラリー仲間によるアドバイスを受けながら進める「学びの場」であり、仕事や職場の問題や課題を実際に解決していく「成果を出す場」でもあります。

取り組むテーマについて

取り組むテーマは、各自で1テーマ、あるいは同じ会社の2~3人で1テーマでも構いません。

  • ご参加の会社単位で、テーマの方向性を統一したもの
  • 参加者の上司から解決すべきテーマ(課題)を与えていただいたもの
  • 勿論、参加者ご本人の問題意識で決めたものなどが考えられます。

「人づくり歩行ラリー研修」体験会のお知らせ

若干興味があるという方、少しだけ体験してみたいという方を対象にこの研修プログラムを体験頂ける研修会を開催致します。また我々チームワークたびだちの活動も知って頂ける機会として弊社の取り組みに関しても少しご案内させて頂きます。このコンテンツの効果を少しだけ触れて頂く機会として「人づくり歩行ラリー研修」体験会にぜひ参加してみませんか?

体験会の詳細はこちら

創造型の変革人間、プロフェッショナル型組織を形作るための「3つの力」を掴み、磨き、さらに発揮していきます。

1「観察→洞察→仮説→実証サイクル」で仕事を進める力

21世紀、世の中の動きは不透明、不確実で、複雑化、多様化しています。この時代において、経験のある事柄や真因の見えている事柄に対して有効な仕事の進め方である「PDCAサイクル」では計画倒れになりがちです。 対象とする事柄を十分に観察し、真因を洞察することから始める「観察(See)→洞察(Think)→仮説(Plan)→実証(Do)サイクル」で仕事を進める力が強く求められています。

2「内発的動機」で働く力

内発的動機とは、自らのやる気にもとづくということ。20世紀は、労働者を働かせるためには外側からの動機付け(報酬、賞や罰)が有効でした。そのため、規則や基準による管理、統制が行われていました。 21世紀は、人の内側から発する動機(達成、承認、やりがいなど)が知識労働者の働く力になります。一人ひとりが活き活き伸び伸びと働き、仲間と共に成長していく職場が生まれます。

3「チームでワークする」力

アメリカではフットボールのコーチがメンバーがいい加減な練習をしていると「チームワーク!」という怒声をかけます。日本ではとかく仲良しとしか捉えられない「チームワーク」という言葉・・・。欧米では「チームでワークする=組織で課題をやり遂げる」という厳しい意味が第一義として理解されています。社会学の論理でも1人より2人、2人よりチーム、そのチームが正しいリードで課題に取り組めば、個々より高い成果を生むのでチームが組まれると言われています。ただ数学では1+1=2ですが人+人は2になるとは限りません、シナジーが生まれ3にも5にもなることがあれば、人間関係の支障が原因で1にしかならないこともあります。ここでリーダーによるチームワークマネジメントが必要になるのです。

人づくり 歩行ラリー研修の特徴

特徴1

歩行ラリーのプロフェッショナルが
つくりあげる魅力的なコース

当社の経験豊富なスタッフによるエキサィティングで学びの多いコースを体験できます。

特徴2

仕事モデル「歩行ラリー」という現代ビジ
ネスを象徴する場面が展開

  • 1回目=上期ラリー、2回目=下期ラリーを実施し、実際の会社のように業績向上を計ります。
  • チーム成績はチーム内の全ペアの業績を基に算出されます。
  • 狙うのはチーム優勝!そして特に称えられるのは改善賞です!
特徴3

実際の仕事に活かせる実戦的なカリキュラム

歩行ラリー研修の体験を通じ、気づいたこと・学んだことを実際の仕事に活かせるカリキュラムに取り組んでいただきます。

  • 1ヶ月後、チーム単位の実課題研究会
  • 2ヶ月後、課題解決のウェブフォロー
  • 3ヶ月後、課題達成状況確認の全体共有会

料金について

歩行ラリー研修 + フォロー研修 設立年度特別価格 96,000円(税別)

※日程などの都合により、歩行ラリー研修のみ受講の場合は48,000円(税別)です。
※お一人様の料金です。

研修のカスタマイズ、お受けできます!!

自社の課題やねらいに即し、効果性の高い外部研修、なかなか見つからないですよね・・・

「歩行ラリー」という体験研修をいかし、貴社オリジナルの研修体系を構築しませんか?

当社は、貴社の課題、狙い、思いを十分傾聴し、コラボで貴社とともにオリジナルの研修や研修体系を創り上げ、実行するお手伝いすることができます。

例えば、階層別研修としては、新入社員を対象とした「歩行ラリーを使ったチームワーク研修会」、リーダー職を対象とした「歩行ラリーを使った事実に基づく課題解決研修会」、 管理職を対象とした「チーム力を引き出すマネジメント研修会」など、 あらゆる階層のマネジメント力、チームワーク力を磨き上げ、業績に繋がる「人間力」を共に養成していきましょう!

体験会の詳細はこちら

歩行ラリーの歴史

1966年、1冊の本が刊行されました!半世紀を過ぎた今も語り継がれる「ソニーは人を生かす」小林茂著(㈱ソニー常務)です。 労働問題で最悪の状態にあったソニー厚木工場を「人を人として活かすマネジメント」に徹し、全国から経営者が見学に訪れるようになるまでに変革した小林茂氏の伝説のマネジメントの記録です。

歩行ラリーはその小林茂氏がこのマネジメントを原体験するために開発した体験学習プログラムです。開発以来、小林茂氏のマネジメント精神を引き継ぐ矢田昌宏氏をはじめとする弟子に引き継がれ、輝き続けています。

この研修に参画して頂きたい方

どなたでもご参加いただけます。職種、役職、年齢、性別など一切問いません。たとえば、こんな希望をお持ちの方は、是非ご参加ください。

マネジメントを研究し、変革のきっかけを掴みたい方

リーダーとなりチームの最大限の成果を引き出すことを求められる方

事実に根ざした課題解決を学びたい方

創造的な仕事の仕方を求めている方

仕事の仕方や組織のまとめ方を革新したい方

参加者の事例や声のご紹介

仕事の面

・従来、顧客クレームを問屋から聞いていた営業担当が、生産・開発担当に声を掛け共にお客様へ出向きクレームを聞く(現地、現物、現実)ことで、 素早く的確な対応が取れるようになった。
・自分たちの仕事は「お客様の為にあること」を職場全員で再認識し、従来ならお断りしてきたお客様の要望に部門間で協力して対応した。

自己成長の面

・知らない事実が現場には沢山あった。
・自分では望んでいなかった結果も、実は大事な事実と分かった。
・先ずやってみることの大切さ。行動は変化を生む、と知った。

異業種交流の面

・違う視点からの意見により、いろいろと違った行動が考えられるようになった。
・他企業の問題に比べると取り組んできたことは簡単な事柄であり、まだまだできると気付かされた。
・皆さんからの厳しくもやさしいコメントはとても為になりました。また、皆さんの発表を聴くことで自分の課題解決へのモチベーションを高めることが出来ました。
・異業種の仲間にアドバイスを行うことによって、逆に自分もきちんとしなければと思った。

「人づくり歩行ラリー研修」体験会のお知らせ

若干興味があるという方、少しだけ体験してみたいという方を対象にこの研修プログラムを体験頂ける研修会を開催致します。また我々チームワークたびだちの活動も知って頂ける機会として弊社の取り組みに関しても少しご案内させて頂きます。このコンテンツの効果を少しだけ触れて頂く機会として「人づくり歩行ラリー研修」体験会にぜひ参加してみませんか?

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講師紹介

矢田 昌宏(やたまさひろ)ニックネーム:長老

経営コンサルタント歴45年。人と組織の活性化や仕事の研究指導の国内第一人者。仕事モデルである「歩行ラリー」を使ったセミナーや三越、東京ガス、富士ゼロックス、マックス、福井コンピュータなど、広範多岐にわたる企業内指導を通じて企業業績の飛躍的な向上、企業の変革に多大な影響を与え続けています。

大熊 利孝(おおくまとしたか)ニックネーム:クマさん

昭和54年株式会社三越入社。本店総務部にて人事・教育分野のキャリアを積む。本社関連事業部門で関連会社の運営を担当後、三越関連会社2社の取締役、代表取締役に就任、マネジメントの現場体験を習得する。課外活動では前出する矢田最高顧問と出会いから、昭和63年以来、「こどもの自立する力を引き出す=たびだち学校」のボランティア活動に参画その後、第4代目の団体代表として20年間活動をリードしてきた経験あり。

寺田 正樹(てらだまさき) ニックネーム:テラさん

昭和50年富士ゼロックス株式会社入社。人事・教育に係わる豊富な知識と経験を蓄積し独立。企業人と組織の共生と成長に貢献することを信条とし、体験学習・観察学習・受容学習の3つのスタイルを駆使して「面白くて、分かりやすくて、役に立つ」学びの場づくりを進めている。

持木 敏彦(もちきとしひこ) ニックネーム:もっちゃん

昭和54年株式会社三越入社。本社にて人事・教育・労務分野のキャリアを積む。また現場においては、銀座三越総務部長、副店長職を経験する。人事委賃金制度・評価制度・目標管理制度などの改正に取り組んできた経験、人を活かすマネジメントについて各種ノウハウをもっていることを強みとする。現在は社会保険労務士として各社のコンサルタント業務もおこなっている。

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